三河地産の
深海魚の美味しさ
深海魚はその他の通り深海に生息する魚類の
総称で、深水200mより深い海域で
生息しています。
深海魚の美味しさの特徴は、身に脂が
ぎっしり乗っていてこってりとした
味わいです。
身に脂が乗っている理由は、水圧に耐える
必要があるからです。
蒲郡では、メヒカリ、ニギス、アカサエビ
など、伊勢・三河湾でとれるもとのは異なる
珍しい魚介類が数多く水揚げされます。
沖合底びき網漁が県内で唯一行われている
蒲郡では、こうした魚は地元の特産です。
当館では、そんな高級深海魚を贅沢に頂ける
プランをご用意しております。
中部水産株式会社 取締役
神谷 友成さん
おさかなマイスターとは?
さかなをおいしく、賢く食べるために、魚の魅力を伝えるために魚介類の旬、栄養、産地、漁法、調理、取扱方法などを学び魚の魅力やすばらしさを伝える「魚の伝道師」です。
~おさかなマイスターの神谷さん~
中部水産株式会社 取締役
神谷 友成さん
平成20年に「おさかなマイスター」に認定され、21年には大日本水産会・魚食普及表彰、24年には水産長官から「お魚かたりべ」に任命
平成29年 農林水産省 第一回食育活動表彰 教育関係者・事業者部門において消費・安全局長受賞
おさかなマイスターがそっと
教える
「ここが違う!」
蒲郡は3つの海を持っています。三河湾(平均水深9m)、伊勢湾(平均水深19m)、
そして渥美外海(200mを超える深海)。
水深が違えば水圧が異なる。水圧が違えば、そこは全くの別世界!
3つの海を住処とする、本来、出会うはずのない水産物が鮮度を落とすことなく出会える街、蒲郡。
だから、蒲郡は出会いの街。のどかな景観は、それらの出会いに花を添えます。
今日の料理は、何と何を合わそうか!組み合わせは「1年365日∞!」(無限大)
調理人のするどい目利きが早朝の市場に突き刺さります!
「アカザエビ」は長いハサミを持つ「深海エビ」
カニとエビの良いとこどりした、特殊なエビ(海に住むザリガニの仲間)
刺身で食べても、加熱しても、ねっとり感と強烈な旨みが身上です!
最大かつ唯一の欠点は、鮮度低下が早いこと。お皿の上でも、どんどん劣化が進みます。だから「アカザエビ」のお刺身は、敬意をもって、
すぐ食べるべし!
長い足から取り出される身は、ちょうどマカロニの穴からスパゲティーを取り出したように、スポッときれいにとり出せます。
その長い円筒形をした身はズワイガニや、浅瀬に住むワタリガニの身とは、形も、弾力も違い、タカアシガ二でしか味わうことができません。
形に、弾力にこだわった総料理長の目利きは頑固一徹!そこに、妥協はありません。
渥美外海の深海で漁獲される深海魚。標準和名は「キアンコウ」。
蒲郡では、鮮度抜群。生きた状態でも入手可能です。水分が多い身は、
汁物や鍋に適していますが、蒲郡のアンコウは鮮度が良い分、
しっかりとした食感を生みます。俗にアンコウの七つ道具と言われる皮や内臓にも歯ごたえがあります。